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剣道七・六段審査会(実技)寸評

2015/12/27 17:11
今回の七・六段の実技審査を見た感想を述べさせていただきます。  皆さん、もう一度有効打突について考えてみてください。充実した気勢、適正な姿勢で竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し残心あるものととあります。ただしくそれをお互いに表現し、競い合い、周りの人(審査の場合は審査員)に訴え認めてもらうものではないでしょうか。   ところが、いざ立会いが始まれば、試合であるが故硬くなり、体や腕に力が入り、相手を切るべき竹刀の物打ちに力が入らず、拳の部分で相手を切っているように感じました。相手を打突したとしても逆に評価の下がる打ちが多かった気がします。また、ほとんどの人が開始の合図と同時に発声し、しばらくして面を打つか胴を抜くパターンがかなり見受けられました。   考えてみてください。発声も打突も出すべき機械があるはずです。こうしなければならない、こうしたら駄目だという決まりはありません。そこにそれぞれの個性があって良いのではないでしょうか。その他、初太刀が鋭さや強さ、スピードを欠き、尚且つ無駄な余勢が多く見られました。 今回、残念ながら不合格になった人、或いは上の段を目指す人に対しての私のアドバイスは、日頃の稽古で基本の面打ちを重要視し実践することをお勧めします。注意点としては、一足一刀の間合に拘らず、近間でも構いませんので、必ず継ぎ足をせず打突してください。また、打突した時の体幹の備えを充分にし、打ち切ることや、打突後のすり足を素早く長めにやり、足の強化に努めてください。互格稽古中心の稽古ではなく、切り返し、打ち込み、掛かり稽古を中心とした稽古に変えたらいかがでしょうか。 おわりに、今後は、審査員や観衆の心に響く剣道、それは物真似ではなく特徴のある自分の剣道を作り上げることではないでしょうか。今後の皆様のご活躍をお祈り申し上げ、講評と致します。   11月25日 七段東京審査実技寸評 亀井 徹 範士
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東京剣道八段審査会(実技)寸評

2015/12/25 07:08
八段審査(実技)寸評 (11月26・27日) 東京武道館  合格者 9名

受審者数1824名、 合格者数9名となった今審査会。一次実技審査は第5会場、二次実技審査は第二会場を担当しました。  審査会は可能性・潜在能力を見極めることに集中し、各会場共平均的な評価が出たと思います。高い水準の八段位に合格されました方々、おめでとうございます。目標を定め挑戦され、厳しい修行にご努力されましたことに敬意を表します。さらに高い剣道を目指しご精武を願うものです。    不合格となられた方々には、次の点を感じましたので、申し述べさせて頂きます。  まずは、体調不良である受審者が見受けられましたが、審査は真剣な場です。万全の体調で臨んで下さい。次に、受審者の中には「気で攻めて理で打つ」ことを理解されていない気力の不十分な方が見受けられ残念でした。溜めがなく、打つ機会を捉えていない無駄打ちが多く見られました。三つの許さぬところ――相手が苦しくなって出るところ・退くところ、受け止めたところ、技の尽きたところ――を平素から確認し、稽古することが大切です。攻め、攻め返して、攻め勝ったときには、身を捨てて打突することを修行して下さい。剣道八段の位は、格と格の競い合いのできる人が合格するのです。  そして、審査会毎に『剣窓』には審査員の先生方の寸評が載っておりますので、熟読していただきたいと思います。   平素の格のある事理一致の稽古を心がけて、高い水準の剣道に挑戦して下さることを期待しております。目標達成を祈ります。  篠塚 増穂 範士  
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